心身機能活性療法
【心身】

心身機能活性療法は
を統合的に
活性化する運動療法です

ご高齢者からお子様まで
認知症等から発達障害等
様々な症状を改善します

特別な経験や資格を
持っていない方でも学び、
技能を修得することができます。


『薬に頼らない』心身リハビリ

心身機能活性療法とは?

心身機能活性療法は、小川眞誠氏によって、当初、認知症の改善のために考案されました。
以下に紹介する6つのプログラムを一体的に組み合わせて実践し「脳と心と体」を「楽しく活性」するものです。
原点は、ゲートボールの普及に多大な貢献をされたことにあり、「ゲーゴルゲーム」という名称の由来もそこにあります。
「楽しく」というと遊びの様に聞えてしまうかもしれませんが、その中にこそ人間性を取り戻す様々なノウハウが蓄積されています。

概 要

認知症を改善することが出来ないために在宅での家族による介護が困難になり、虐待に到るケースも増加し、暴力や殺人という悲劇が生まれている現在の日本社会やご家族からは、認知症の改善ができる施設と専門の指導士が求められています。
「認知症を改善することが出来ない」為に介護施設で働く職員の心身は疲労し、本来の優しい介護や介助が出来なくなりその虚しさから最近では退職して行く者が増加していると言われています。
通所介護施設も利用者とその家族の自立支援のために「改善」を目的としたプログラムを導入し、利用者の夢と希望を育み、スタッフ自らも健康になり、生きがいを持って仕事を続けていける環境作りが必要です。

特 徴

心身機能活性療法は「脳と心と体」を統合的に刺激することにより、全身の諸機能が高められ、豊かな日常生活を取り戻すことが出来ます。認知症の改善と予防だけではなく、脳卒中後遺障害者や障がい児、自閉症児、身体・知的・精神障がいの改善にも役立つ画期的な方法です。
この療法は決して難しいものではなく、指導士認定研修会を受講することで誰でも学ぶことのできる内容になっています。当運動療法を継続的に実践することで、それまでできなかった人が笑ったり、話したり、立ったり、歩ける様になります。また失禁や徘徊も改善して、施設のスタッフも心身の疲労から解放され、本来の介護が実現できる様になります。
当運動療法は精神機能、身体機能を総合的に改善し、自立した日常生活を送ることを目的とした新しい「リハビリテーション法」です。

6つのプログラム

脳が動けば心が動く 心が動けば体が動く 体が動けば脳が動く

活性温熱療法
実践プログラムに順じて手・肩・背・足・膝などを順序よく温め、適度な刺激を与えます(岩晶麦飯石セラミック球充填マットを使用)。そのことにより血流が回復し、全身の血行が促進され、深部体温上昇により筋や関節の緊張や痛みを緩和させます。また自律神経を改善します。そして脳(前頭前野)の血流が活発になり、機能改善(意思決定、コミュニケーション、行動の制御、思考、注意分散、意識・注意の集中、記憶のコントロール、情動の制御)がなされます。更に次に行う運動へのウォーミングアップ効果も高まります。また心が癒されるので笑顔になり「ありがとう」と感謝の言葉を聞くことができます。
フィンガースポーツ
運動療法
弾力性のある運動用具「フィンガースポーツ」(シリコンゴム製)を使い、「第2の脳」と言われている手・指の刺激により血流を改善し、脳(運動野、感覚野、感覚連合野)と、前頭前野の活性化を図ります。またフィンガースポーツ運動療法により腕や肩の筋肉も発育します。
この運動療法は脳神経全体を刺激すると言われ、脳卒中後遺症〔手足の麻痺や言語障害の改善〕、身体・知的・精神障がい児(者)の諸症状の改善を著しく促します。
フラハンド
有酸素運動療法
全身の筋力向上と様々な機能を高める為に行う「フラハンド有酸素運動療法」は、脳(前頭前野)を著しく活性化します。
また精神的・肉体的ストレスを著しく改善します。そして集中力が高まり、脳波(α波)が出やすくなり情緒が安定し、記憶力も育みます。
更に平衡機能・反射機能・敏捷性・バランス感覚等の運動神経を育み、転倒予防にも最適で、立つ、歩く、走るといった動作がスムーズになります。
ゲーゴルゲーム
運動療法
「ゲーゴルゲーム」「ゴルフゲーム」「ゲーゴルビンゴ輪投げゲーム」「ゲーゴルソフト」は室内専用のスポーツゲームとして、子どもから高齢者に至る全ての世代でプレーすることができます。運動療法として、どんなに重度の障害を持った方や、車イスの方でも指導でき、リハビリテーションとして成果を上げることができます。
ゲーゴルゲームは個人ゲームを集団で行うことにより、自己に対する囚われを解放することができ、認知症の方や障害を持った方の心を率直に開かせます。そのためゲーゴルゲームを通して他者とのより良い人間関係が育まれます。
回想療法
独自に開発したサウンドQ&A「回想療法機」で、聞いて理解する能力、見て理解する能力、言語能力などの向上や記憶力の向上などが画期的に改善されます。
一定のプログラムで実施しますので、いつ・どの様に改善したかがはっきりと記録でき、正しい評価ができます。重度の認知症の方も普通の会話ができるようになります。
また脳卒中後遺症及び知的・精神・障がい児、障がい者の言語療法が行えます。


心身脳体操
「心身脳体操」は「柏手運動」「山登り運動」「羽ばたき運動」「万歳運動」4つの運動で構成されています。
立位でも座位でもベットの上でも行えます。
正しく行うことにより、様々な部位の筋肉を刺激して身体機能を高めます。また発汗作用が促され、疲労感が取れ爽快になります。
フラハンド
有酸素運動療法
全身の筋力向上と様々な機能を高める為に行う「フラハンド有酸素運動療法」は、脳(前頭前野)を著しく活性化します。
また精神的・肉体的ストレスを著しく改善します。そして集中力が高まり、脳波(α波)が出やすくなり情緒が安定し、記憶力も育みます。
更に平衡機能・反射機能・敏捷性・バランス感覚等の運動神経を育み、転倒予防にも最適で、立つ、歩く、走るといった動作がスムーズになります。

海外における評価

心身機能活性療法は、台湾、中国上海市、香港など海外でも普及推進しています。香港では香港大学の協力を得て早・中期認知症と診断された160名を対象に3ヶ月間のデータを収集した際には、認知機能、QOL、筋力、動的バランス能力、機能的移動能力について、実施前と後で優位な改善が見られました。
こうした結果を受けて、当運動療法は香港大学福祉学科の教科書(オックスフォード大学出版)において「認知症に効果的な運動療法」として紹介されています。

開発者の小川眞誠氏は、2003年からの上海での心身機能活性運動療法による認知症高齢者、障がい児への改善実績と長年に亘るアジアでの実践活動が高く評価され、2011年1月12日、上海市政府からの推薦により、「アジアGuinnessベスト貢献賞」を受賞しました。

改善事例紹介

歩行能力の改善事例

リュウマチ性多発筋痛症で、自宅では寝たきりで、移動は車イスで行っていました。洋裁や手芸が趣味なのに、右手の指関節が曲がって痛いし、腕も肩の高さまで上げると痛いので、できませんでした。
イスから立ち上がるのも大変でしたが、腰を曲げてようやく歩ける程度でした。
心身機能活性療法を始めて、半年後には、2本ストックを使い、背筋を伸ばして歩けるようになりました。
開始1年3ヶ月後には、杖なしでスタスタと足早に歩けるようになりました。
趣味の手芸も再開できました。

認知症の改善事例

74歳男性。認知症で表情が乏しく、物事をする集中力にかけていて、自分の部屋がわからないなどの症状がありました。
運動療法をして2ヶ月後には、表情が明るくなり、それまで仲間に入れてもらえなかった麻雀もできるようになりました。
記憶に関しても、1か月前にもらったお土産について話すほどになり、もちろん自分の部屋はしっかりわかるようになりました。

障がい児の改善事例

自閉症で、重度の孤独症。
人と交わることができない、音に過敏、日常生活は自立していない、10歳ですが言葉を話せない男の子でした。
運動療法開始当初は何もしない状態でしたが、徐々に心が開いていく様子がなんとも愛おしいです。

身体障がいの改善事例(1)

脳卒中の後遺症で左手が動かない状態で、認知症にもなっていました。
毎日、この動かない腕を切り落としてくれ、そうすれば家に帰れるといっていました。
運動療法を3ヶ月間行った結果、左手の握力がついて、かなり使えるようになりました。表情もどんどん明るくなっていることがお分かり頂けるのではないでしょうか。

脳性マヒの改善事例

脳性麻痺、5歳女児。
立つ、歩くこともできず、独りで座ることもできない状態でした。
1か月後には支えてあげなくても座ることができるようになり、3ヶ月後には手すりにつかまって歩くことができるようになりました。
一緒に歩いて、デパートに買い物に行きたいというお母様の願いが叶いました。

NPO法人日本心身機能活性療法指導士会とは

当法人は、心身機能活性運動療法を通じて、
すべての人々が自立して、日々健康で充実した生活を営める社会づくりと、
福祉の増進に寄与することを目的に設立されました。

心身機能活性療法は、認知症以外の予防・リハビリテーションメソッドとしても有効な実践プログラムです。

  • 脳梗塞等による後遺症のリハビリテーションを目指す方
  • パーキンソン症状を改善したい方
  • フレイルの予防と改善を目指している方
  • 発達障がい児等の改善、身体・知的・精神障害の改善
  • 高齢による運転機能、認知機能を改善したい方
  • フレイルの予防と改善を目指している方

ご利用者様の声

K君(8歳)は、難病のため手足がいつも冷たくて、あたためても温めても、すぐ冷えるので、湯たんぽに頼っていましたが、温熱は、何度も取り替えるので手間ではありますが、ゆっくりゆっくり、じわじわ静かに温めていく感じで、本人もとてもリラックス出来るようです。今まで手の内側、足の裏側を刺激して感覚入力を頑張った時期がありましたが、心身機能活性療法は手の甲足の甲を刺激するのでとても衝撃を受けたました。K君も反応があって、今までにない感覚を受けているようです。(お母様の感想です)
Y君(6歳)は、小学校就学直前に心身機能活性運動療法を始めました。心身機能活性療法開始当初は言葉がでなくて、1文字(例:こんにちは→こ)しか言いませんでした。4か月後には、こ・ん・に・ち・は とゆっくりですが、いえるようになりました。当初は、突然人を叩いてしまったりということがありましたが、1か月もするとそれはなくなりました。人に優しい、心配りができる本来のY君の人柄がみんなを魅了していました。ご両親の言葉「今できないことがいつかできる日が来る!と思えるようになりました。」
Y君(6歳)は、小学校就学直前に心身機能活性運動療法を始めました。心身機能活性療法開始当初は言葉がでなくて、1文字(例:こんにちは→こ)しか言いませんでした。4か月後には、こ・ん・に・ち・は とゆっくりですが、いえるようになりました。当初は、突然人を叩いてしまったりということがありましたが、1か月もするとそれはなくなりました。人に優しい、心配りができる本来のY君の人柄がみんなを魅了していました。ご両親の言葉「今できないことがいつかできる日が来る!と思えるようになりました。」

よくあるご質問

  • Q
    心身機能活性療法の見学や実践体験は可能でしょうか?
    A
    もちろんです。常時承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
  • Q
    実践するかどうか決めかねているため、相談だけでも可能でしょうか?
    A
    もちろんです。まずは現状の確認も含め、直接お話しさせて頂ければと思います。お気軽にお問い合わせ下さい。
  • Q
    遠方に住んでいるため、ZOOM等を利用して実践指導を依頼することは可能でしょうか?
    A
    可能です。ご希望の日時等をご相談させて頂き、実施いたします。
  • Q
    遠方に住んでいるため、ZOOM等を利用して実践指導を依頼することは可能でしょうか?
    A
    可能です。ご希望の日時等をご相談させて頂き、実施いたします。

NPO概要

NPO名
日本心身機能活性療法指導士会
主たる事務所の所在地
東京都中野区中野5-3-13
東京オフィスの所在地
東京都新宿区若葉1-22-16
  四谷ASTY 207号室
電話番号
03-6380-5205
メールアドレス
pmat.shinshin@gmail.com
理事長
早川正彦
設立
2001年12月27日
メールアドレス
pmat.shinshin@gmail.com

お問い合わせ

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